ゆめいらんかね やしきたかじん伝 単行本 – 2014/9/11
角岡 伸彦 (著) 単行本 ¥ 1,512
¥ 1,809 より 8 中古品の出品 ¥ 1,512 より 1 新品 ¥ 2,210 より 2 コレクター商品の出品
関西の視聴率男の「心奥」を描く 2014年1月3日、歌手でタレントのやしきたかじん氏が食道ガンで死去した
関西を中心に活動してきた、いわ ば"ローカルタレント"である。 しかし、翌日の全国紙はその死を大きく報じた。
死後2か月後にとりおこなわれた偲ぶ会の発起人には、安倍晋三首相、建築家・安藤忠雄氏など各界の大物が
名を連ねるなど存在感の大きさを示した。 ただし、数多の追悼番組が組まれ、芸能人との交遊録も語られたた
かじんだが、素顔はあまり知られていない。 なぜ東京進出に失敗し、その後、東京の番組出演を避け、さらには
東京への番組配信すら禁じたのか。晩年、なぜ政治に接近し、政治家を生む原動力となっていったのか――。
取材で明らかになっていったのは、ある作詞家が「小心者で、優しくて、気の弱いおじさん。あの人は、やしきた
かじんを演じていたと思う」と評したように、一見、剛胆にみえるたかじんのあまりに一本気で繊細すぎる一面
だった。本書は内なる葛藤を抱えながら、自らに求められた役割を「演じ続ける」たかじんの「心奥」を、たしかな
取材で描いていく。
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